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第179回丸の内Square Academy Seminar のお知らせ
TechnionJapan主催
丸の内Square Academy Seminar のお知らせ
Super Computer の何千万倍もの速い速度で計算できる量子Computer、Quantum Computer あるいはQuantum Computing とは何か?
その世界に於ける開発の現状、そして従来の0101というDigital Base のComputer と何がどう違うのか。
そしてそれがQuantum Computing、Quantum Computer が実現すると世の中はどう変わるのか?
America、China、Israel のQuantum computing の開発競争の現状は?
ということにつき
Quantum Computing の技術革新の中心となっているSanta BarbaraにあるDatahero 社のCTO をお招きし、日本語英語を駆使して(Bilingual)お話しいただきます。
石角完爾は"技術革新こそ国力の基本"である、という確信からQuantum Computing を注目しています。
特にIsrael のTechnion 工科大学では何年も前からComputer Science 学部では、下の写真の通り、この量子Computer、Quantum Computing についての取り組みが始まっており、去年にはAmerica の実業家から60 million という巨額の寄付を受けてQuantum Computing Centre の強化を図りました。写真の腕組みをしている少年はTechnion Quantum Computing Centreの中国人の博士課程の研究者です。Technion では年齢に関係なく世界から優秀な研究者が集まってきています。
量子Computer は1940年代の米英ソ連が国をあげてしのぎを削った核分裂技術開発(核爆弾開発)をはるかに凌ぐ強力な軍事的優位性をその実用化した国に与えることは間違いありません。何故なら、敵国の暗号信号特に軍事通信の暗号信号を瞬時に解読でき、その軍事能力をそれが故に無力化できる大きな力を発揮するからです。
また民生利用としては、人ゲノムの情報の解析を通じてcancer genome新薬の開発を今までのSpeed の数百倍のSpeed で可能にし、また気象変動や地球温暖化についても極めて精度の高い予測を可能にするものだという確信があります。
日本はこのQuantum Computer の開発にはAmerica、中国、Israel に取り返しのつかない後れを取っていると言われており、またもやOlympic だ、万博だ、観光Casino立国だと浮かれ、大きな技術革新を見過ごし、米中、Israel という Hitech先進国Club から脱落したのではないかという恐れから、このSubject の講師を依頼したものです。
Google は"Quantum Supremacy" (Quantum computing を制する者が世界を制する)をその社是の一つに掲げているが、この度Google が発表したそのQuantum Supremacy はGoogle のQuantum Computer が通常の我々が使っているSuper Computer の最も強力なSuper Computer ですら1万年かかるものを200秒で計算し終えたというものである。
今回はそのGoogle のTeam が所在しているCalifornia のSanta Barbara に本社のあるDatahero 社のCTO にお越しいただきお話をいただく。
要は、Quantum Computing というのは世界最高速のSuper Computer の計算速度よりも1兆5000億倍速いとGoogle は言っているのである。だからQuantum Supremacy をGoogle の社是の一つとしている。
America のAI で有名なPalo Alto Insight のCTO である長谷川貴久(John Brooks)氏が丸の内Square Academy で証言したように、Bitcoin などのCryptocurrency はQuantum computer が実用化すると、全く破綻してしまうことになる。何故ならBitcoin のMining にQuantum Computer を使えば、今2ヶ月に1 bitcoin を掘り出しているところが1秒もかからないでBitcoin を掘り出すことが出来ることになり、一挙にBitcoin のCryptocurrency としての希少性が崩れてしまうからである。つまり希少でないものは財産価値がなくなるという経済原則がQuantum Computing によりCryptocurrency に訪れるということだ。
皆さんご存知の有名なムーア(Moore)の法則は、要するにSilicon chip をBase とした現在のComputer の速度は2年で2倍になるというものでしたが、Quantum Computer はこのムーアの法則を笑いものにする力を持っている訳です。2年で2倍どころか、2年で数兆倍にしてしまう訳です。
このGoogle のQuantum Supremacy のTeam Leader がHarmut Neven と言い、Google のQuantum 人工知能研究所のLeader である。さてHartmut Neven とはどういう人物か?
Harmut Neven はIsrael のJerusalem で物理学と経済学を勉強した後、Max Planck 研究所で画像認識のNeuro Model について修士号を取り、Germany のRuhr 大学でNeuro Informatics研究所からPhD. を取得し、America のNASA のMember と一緒にGoogle の量子人工知能研究所を率いている。2019年TechnionはそのMax Planck研究所とQuantum computingの共同研究を立ち上げた。
さらにGoogle の量子人工知能研究所はCalifornia 大学Santa Barbara 校の量子Computer Team (John Martinis のTeam)をそっくりそのままGoogle に招き入れてさらにGoogle のQuantum Artificial Intelligence 量子人工知能研究所の陣容を強化した。その中心人物である。彼の提唱の下、Google のQuantum Supremacy 量子技術優位性の宣言に至っているのである。
演題:Quantum Computing
日時:2020年2月3日(月)12:00-13:30
13:30~同じく学士会館内のCAFEレストラン、SEVENSHOUSE(1階)で講師の先生を囲み懇親会を開催(昼食代は各自負担)
場所:学士会館 309号室(東京都千代田区神田錦町3-28 電話:03-3292-5936) https://www.gakushikaikan.co.jp/
会費:丸の内Square Academy Seminar会員無料 /TechnionFriends、 Friendsからは何名でも無料 / TechnionJunior +Plus 無料 / TechnionJunior お一人様3,000円/ 一般 お一人様4,000円
応募は下記のURLからお申し込みください。
https://www.secure-cloud.jp/sf/1574924180VWuUQoct
講師:Wyatt Benno
CTO of datahero.com