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German car makers shift to Israel
以下は石角完爾が主宰する丸の内Square Academyに於けるGermany在住のJournalistである熊谷徹先生の講演のOpening Remarksである。*************
(石角完爾)
それでは石角完爾ですが、ちょっとSkypeで失礼させていただきます。
本日は熊谷先生にGermanyからわざわざお越しいただきまして有難うございました。Germanyのことに関しては日本ではとにかく熊谷先生をおいて他に適材の人は居ないということで毎回8月のこの時期には熊谷先生にドイツ語りをお願いしております。
本日は「ドイツから見たイスラエル」ということで、実はユダヤ人の国Israel と、Nazi、Germany、Holocaustの国Germanyとは今非常に緊密な関係にあります。そのことは意外と日本では知られていないので、是非今日はそのことを熊谷先生に話していただきたいと思ってお願いいたしました。
私が代表していますTechnion大学、そして今住んでいるSwedenで話題になっているのが、今度Audiが出す、E-tron quattro という車があります。GermanyのAudiが出す完璧なEVの自動車で、もうほとんど完璧な自動運転に近い。これが性能的にTeslaを上回るのではないかと言われています。
今Pre Orderで実際に値段が幾ら付くか分からないけれども、Swedenで2万Kronaを払う人がもう後を絶たない。2万Kronaを払って予約する。AudiのE-tron quattroという四輪駆動の電気自動車ですが、幾らの値段になるかよく分からないけれど予約が殺到している。聞くところによると、275 mile全く充電無しで走れるという大変な性能を持っている。
この自動運転とGermanyの自動車MakerとIsraelとの関係は非常にその観点で緊密になってきています。
自動運転となると、全くSeamlessでIntegratedなSemiconductor chipがいる。それからCommunication deviceもいるし、最先端のData Processorもいるし、Image Processingもいるし、Cyber Securityも完璧なものでなくてはならないということになって来ると、Germanyの自動車技術とIsraelのこういった技術とは今完璧な融合を目指している。
例えば去年Volkswagenは300 Millionを使ってIsraelの自動運転のVentureのGettという会社を買収しています。それからBMWがIsraelのMobileyeという自動運転の会社と共同開発契約を締結している。これも全部2016年のこと。
GermanyのBOSCHのCEOのVolkmar Dennerという人が「Israelほど自動運転に関してはInnovativeな国はない」という風にGermanyの経済界で発言したり、あるいはDaimler-Benzが去年Innovation CenterをTel Avivに開設したりということで、GermanyはもうBMWからVolkswagenからDaimlerからBOSCHからこぞってIsraelにその製造拠点を移している。FrankfurtからIsraelへという自動車の製造拠点が移りつつあるという現状がこのInnovationの観点では今見られています。
そんなことも踏まえて是非このGermanyとIsraelが本当に結び付きを今強くしている現状を熊谷先生に語っていただきたいと思います。前置きはこれぐらいにして、是非熊谷先生お願いします。